集音器がうまく聞こえない理由

当店へご相談される方の中には、集音器を使ったことがあるという人がいます。

集音器を使ったものの、さまざまな理由で使わなくなったという方が大半でした。

補聴器と比べ価格の安さが集音器の魅力ですが、使わなくなってしまったらお金がもったいないです。

そこで、集音器を使わなくなった理由をご紹介します。

これから補聴器か集音器を検討している方は、是非ご一読ください。

理由① 聴力と合わない

集音器の音の調整は、大まかなことしかできないため、自身の聴力に合っていないことが多いです。

どちらかというと、集音器から出る音に使う人が合わせにいくのが集音器です。

そのため、「聞こえない」「うるさい」といった使えない理由につながりやすいです。

(補聴器だと・・・)
使う人の聴力に合わせるのがスタートラインです。

そして、細やかな調整が可能なので「聞こえない」「うるさい」という訴えにも対応できます。

(調整のちがい)
集音器の調整・・・全体のボリューム操作が基本。音域(高音・中音・低音)ごとに調整できる一部商品もある

補聴器の調整・・・音域ごとの調整が基本。調整できる音域が集音器より細かく、1人1人の聴力に合わせることができる。

理由② 騒がしい音を抑える機能がない

「音は確かに大きくなったけど、周りの音が大きくなって肝心の声が聞こえなかった。」と話す人が多いです。

集音器は名前の通り、音を集める機械です。にぎやかな場所で使うと、どうしても周りの騒がしい音が入ってきます。

(補聴器だと・・・)
補聴器には周囲の音を抑えるさまざまな機能がついています。

◇騒音抑制機能・・・周囲のザワザワした音を抑えます
◇衝撃音低減・・・扉の閉まる音、食器がぶつかる音など突発的な音を抑えます
◇風切り音低減・・・強風など、風の音を小さくします
◇残響抑制・・・病院の待合い室など、響く声を抑えます
◇指向性・・・前方の音や声を大きく拾います

理由③ ハウリングが起こる

集音器を使ったら、ピーピーと高い音がうるさくて使えなかった経験をした人もいました。

ハウリングの原因はいろいろですが、集音器はハウリングを防ぐ機能はありません。

結局、その方はハウリングがうるさく、会話で一度も使わなかったそうです。

(補聴器だと・・・)
補聴器にはハウリングを抑える機能と方法があります。

◇ハウリングを抑える機能
ハウリングの原因は高音域の出力です。細やかな調整ができる補聴器は、会話に影響が出ないまま、ハウリングを抑えることができます

◇ハウリングを抑える方法
耳のかたちに合っていない耳せんを使用する事でもハウリングは発生します。
補聴器は、耳のかたちに合わせたオーダーメイド補聴器やイヤモールドといった商品があります

!集音器によるトラブルも!

集音器は耳に悪影響を及ぼす大きな音が出ます。

そのため、聴力低下や鼓膜破損といったトラブルも実際起こっています。

また通信販売が多く、困った時に相談できる場所や人がいないといったのもトラブルの原因になってます。

●まとめ

集音器を使わなくなった理由を3つ紹介しました

①聴力に合わない
②騒がしい音を抑える機能がない
③ハウリングが起こる

集音器はあくまで音を集めるだけの機械で、聞こえを改善するものではありません。

価格が安いのは魅力的ですが、集音器と補聴器どちらを使うのが良いのか一度ご検討ください。

タスク補聴器では、補聴器を無料で試すことができます。

実際試すことで分かることがあると思いますので、お気軽にご相談ください。

ご来店のご予約は、ホームページとお店へのお電話で承っております。

ホームページのご予約はこちらから移動できます。

ぜひ、タスク補聴器へご相談ください。

認定補聴器専門店 タスク補聴器