どうして、補聴器は高いの?-補聴器の価格-

補聴器について調べたり、話を聞くと抱く大きな疑問。
「どうして、補聴器は高いの?」
今回はその疑問にお答えします。

●そもそも、補聴器の価格はどれくらい?

補聴器の価格はざっくり言うと、5万円~50万円と開きがあります。
これは、片耳1台分の価格なので、両耳の場合は、もう1台分かかります。

●価格の差とは?

補聴器価格の違いは、ズバリ性能の違いです。
メーカーや形によって、価格が変わりますが、大きな要因は性能です。
補聴器の場合、見た目が全く同じものでも、性能により、価格が異なります。

●性能の違いとは?

性能の違いが大きく出るのが、騒がしい場所だといわれています。
街中や電車内など、周囲の人や雑音が多い場所で、聞き取りやすいのが「性能が良い補聴器=価格が高い補聴器」です。
ただ、ここで注意する点は、高いのを買ったから必ずしも良いというわけではないということです。
補聴器は、使い始めて慣れるまで時間のかかるものです。
なので、使い始めは細かくお店へ通い、点検と調整を繰り返します。
慣れたあとも、定期的にお店へ通う事が、自分にあった補聴器に出会える方法です。

●補聴器の価格①
~補聴器本体にかかる価格~

補聴器には、小さい部品が多く使われています。

写真は、リオネット補聴器から出ている最小オーダーメイド補聴器です。
ボディカラーが透明のため、中の部品がよく見えます。
補聴器には、音を拾う部分/拾った音を処理する部分/音を出す部分と大きく分けて3つの役割があります。
そのため、いくつもの部品が入っているのです。

部品代がそのまま補聴器本体の価格に反映されています。

●補聴器の価格②
~補聴器調整にかかる価格~

調整とは、補聴器から出る音を聞こえやすい音へ変えることです。
聴力、音の感じ方、使用環境、耳の状態など、人それぞれ違います。
人それぞれ違うということは、補聴器の調整もそれぞれ違います!
そして、また補聴器を使っていく内に聴力や環境が変わることもあります。
聞こえに対応するため、補聴器の価格に調整料が含まれています。
お店によっては、別途調整料が発生する場合もございます。

タスク補聴器では、調整・クリーニングは永久に無料です。
少しでも気になる事がある方は、お気軽にご来店ください。

●まとめ

補聴器の価格には、補聴器本体と調整料、2つの要素がありました。
それでも、やはり補聴器は高いと感じると思います。
国や市区町村では、独自に助成制度を行っているところがあります。
東京23区での助成制度をまとめた下記の記事も参考にしてください。

ご利用できる方は、是非ご活用してください。
助成制度について詳しく聞きたい方は、お気軽にタスク補聴器へお問合せください。
ホームページ・電話、どちらからでも受け付けております。
こちらからお問合せフォームへ移動できます。

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