難聴かもしれないという方が周りにいる方へ

「聞き返し」というのは、誰しも経験があると思います。

周りが騒がしい中での会話、ふいに話しかけられた時など、一度で全てを聞き取るには難しい時があります。

ただ、それだけでは難聴かもしれないと疑う人はめったにいないと思います。

では、難聴かもしれないとはどういう状態なのでしょうか。

☆難聴とは…

難聴と聞いてよくイメージするのが、音量が小さく聞こえるだと思います。

もちろん、それも難聴の1つですが、他のことが起きることもあります。

・音や声がいびつに聞こえてくる

・会話の終わりが聞き取れない

など、音が正常に聞こえないこと全般を難聴と言います。

また、平均聴力レベルで難聴か判断する方法があります。

平均聴力レベルとは、聴力検査の結果から分かる聞こえの指数のことで、耳鼻咽喉科さんで測ることができます。

平均聴力レベルが30㏈以上が難聴といわれてます。

ただ、平均聴力レベル25㏈以上と定めているところもあり、実際は境界線があいまいです。

☆難聴になると起こること

難聴になるとどのようなことが起こるのでしょうか。周りに難聴かもしれない方がいる場合は、その方に当てはまるかお試しください。

 ①テレビの音量が大きいと言われる

 ②会話で相手の発言が聞き取りにくい

 ③聞き間違えることが多い

 ④会話が聞き取れず、聞き返してしまう

 ⑤病院や銀行で呼ばれても気付かないことがある

 ⑥後ろから呼ばれても気付かない

今挙げた6項目は「聞こえの簡単チェック」としてよく使用されるものです。

こちらの項目一つでも思い当たることがある人は、耳鼻咽喉科さんの受診をお勧めしております。

では、難聴が進んでいくとどのような影響があるのでしょうか。。。

 ①必要な音が聞こえず、社会生活に影響を及ぼす

  例えば、人と待ち合わする時。
  待ち合わせ時間と待ち合わせ場所を聞き間違えると大変です。
  よくある時間の聞き間違いは「1時」と「7時」 場所は「渋谷」と「日比谷」
  言葉の響きは似ていますが、時間も場所もまったく違います。

 ②危険を察知する能力が低下する

  例えば、外を歩いている時。
  車の走行音やクラクションに気付けないと大事故に繋がりかねません。
  また、車以外でも自転車や電動キックボードは歩行者の真横を走ることがあります。
  音を聞くことで接触事故を防ぐことができます。

 ③家族や友人とのコミュニケーションが上手くいかなくなる

  例えば、お家で一家団欒のひと時。
  お子さんやお孫さんが話していても、何を話しているか分からない。
  聞き返すともう一度話してくれますが、またそれが聞き取れないから聞き返す。
  この聞き返しループが続くと、話す側の人は疲れてしまいます。
  そして、口数が減ってしまい、コミュニケーションを取らなくなることもあります。

 ④自信がなくなる

  昔の自分は当たり前に言葉が聞き取れていたのに…。
  聞き返すことが増えて、人との会話に少し怖さを覚えます。
  初めて行く場所、初対面の人との会話を避けるようになります。

 ⑤認知症発症のリスクを大きくする

  難聴が直接認知症と関わりがあるわけではありません。
  しかし、難聴による行動パターンの変化が結果的に認知症リスクを上昇させてしまうのです。
  2020年の発表では、難聴は認知症の予防できる危険因子の中で最も大きな危険因子だと言われてます。
  影響力が大きいということですが、予防ができるというのはとても明るいことです。
  予防方法として挙げられたのは、補聴器でした。

 ⑥社会的に孤立し、うつ状態に陥ることもある

  極端な例ではありますが、難聴を甘く見てもいけないということです。
  言葉が聞き取れないと、段々と人と話す機会を避ける傾向があります。
  この傾向が認知症リスクを高める原因とも言われています。

少し怖い話もありましたが、難聴を放置していると起こり得ることであります。

世界と比べ、日本人は難聴に対して、年齢とともに聞こえなくなっていくから仕方ないと放置する割合が多いです。

年齢とともに聞こえなくなるのは、ほとんどの人が通る道ですが、その時にどう動くかが大切です。

☆実は周りの人が先に気付く

難聴というのは、自覚しづらいと言われております。

テレビが聞こえなかったら音量を上げ、会話が聞こえなかったら聞き返す。

これで事が済むので、テレビの音量が小さかっただけ、相手の話し方が悪かっただけとなかなか難聴だと気付かないです。

一方で周りの方は、テレビの音量が大きくて隣りの部屋にいても聴こえたり、何回も聞き返されたり、大きな声で話すことが増えたりと、難聴を疑う要素はそこら中にあるのです。

先に周りの人が疲れてしまい、ケンカや話すのを諦めたりと関係が悪化してしまう危険性があります。

そうなる前に難聴を自覚して、聴力改善に向けた行動を起こしてほしいのです。

ただ、自覚していないものを自覚してもらうというのは難しいです。

ましてや、難聴というのは人によってはショックを受ける可能性も含んでます。

そこで、お勧めしたいのが耳鼻咽喉科さんの受診です。

ご家族やご友人の言葉で自覚する人もいますが、お医者さんからの言葉というのも一つの手です。

また、耳鼻咽喉科さんでは聴力改善に向けた対処法についてもお話してくれます。

難聴の原因によって、対処法も異なりますので、一度耳鼻咽喉科さんでご相談するといいですよ。

☆タスク補聴器では

聴力改善の対処法として補聴器を勧められた場合は、ぜひタスク補聴器へご相談ください。

ご本人不在でもご相談やお問合せを受け付けております。

・補聴器を試した方がいいのだろうか

・お医者さんから補聴器を勧められたけど、最初に何をすればいいのか

些細なことでも構いませんので、お気軽にお問い合わせください。

過去にあったお客様の話を2つご紹介します。

 ①はじめはご本人不在でご家族の方のみのご相談でした。
  「次回本人連れてくるので、補聴器のお試しお願いします。」
  本人がご来店し、補聴器を試したところ「聞こえやすくなった」と喜んでいました。
  ご家族からも会話がスムーズになったと嬉しい報告を聞くことができました。

 ②ご友人の方と一緒に来た方は、難聴に困っていましたが、どこへ行けばいいか分からなかったとおっしゃってました。
  周りの人が声をかけてくれたことで、聞こえが良くなり、声をかけてくれたご友人に感謝しているとのこと。

難聴は自覚しづらいからこそ、周りの方々のひと押しが大切です。

難聴であること、改善できることを知るとご本人の気持ちも軽くなると思います。

また、難聴で悩んでいてもどうすればいいか分からない人もいらっしゃいます。

周りで難聴かもしれない方がいたら、優しく声をかけひと押ししていただければと思います。

タスク補聴器では、聞こえで困っている方、周りの方々、みなさんをサポートいたします。

こんなことで相談していいのかな?と思う前にぜひご相談ください。

少しでも皆様のお力になれたらと思います。

認定補聴器専門店 タスク補聴器