補聴器を使うにあたって知りたい4つのこと

「聞き返しが増えた」「聞こえないと指摘される」「耳鼻科を受診したら、補聴器を勧められた」など、補聴器を考えるきっかけは人それぞれです。しかし、今までの人生で補聴器について考えたことがない人がほとんどだと思います。今回は、補聴器がどのようなものなのか、使う前に知っておくべき4つのことを解説します。

【目次】

1.補聴器は慣れるまで時間がかかる

2.周りの人の協力が必要なこともある

3.両耳で使いましょう

4.購入後の点検が大切

5.最後に…

1.補聴器は慣れるまで時間がかかる

初めて補聴器に触れる人の多くが、補聴器をメガネと同じ感覚だと思っています。メガネが視力を補うように、補聴器も聴力を補う。目的は一緒ですが、補聴器はメガネのように「使って見えた」で終わらず、「使って聞こえたけど違和感」という方が多いです。
どうして、補聴器は慣れるまで時間がかかるのでしょうか。

◆聴力・音の感じ方・困っている事が人それぞれ違うから、個人に合わせた調整が必要
例えば、同じ聴力の人がいても、補聴器は決して同じ調整(音の出方)にはならないです。音の感じ方(高音が好き/低音が好きなど)と困っている事(テレビで聞こえないことがある/会議で特定の人の声が聞こえないなど)は、まったく違います。
なので、補聴器は使っている人、個人に合わせることが大切です。

店内では、点検(気になる音・聞こえなかった音など、補聴器の使用状況を伺う)、調整(伺った状況を基に、個人に合った音の出力設定を行う)、測定(補聴器から適正な音が出ているか、効果があるかを測る)を行います。

◆年齢とともに難聴なる人は、徐々に聞こえにくくなっている
聴力の低下は、30代から始まると言われています。低下の度合いは人によって異なりますが、聴力が低下することで、音による刺激が減少し、脳が身の回りの音を忘れていきます。その状態で補聴器を使うと、音による刺激量が一気に増加するため、パニック状態に近くなり、騒がしいと感じやすいといいます。

初めて補聴器を使う人には、100%の音を出さずに70%くらいから使い始めていただきます。徐々に聞こえなくなったように、補聴器も徐々に音を上げて慣れさせていく必要があります。そのため、補聴器は慣れるまで時間がかかるものなのです。

2.周りの人の協力が必要なこともある

補聴器を使うとなんでも聞こえると考える人がいますが、違います。健康的な聴力(=健聴)の人でも、聞き取れなくて聞き返すことはあります。例えば、周囲が騒がしい居酒屋での会話や早口で話す人など、環境や相手の話し方が聞き取りに影響を与えます。

◆ゆっくり、はっきりと話すことが最も聞き取りやすい話し方
話すスピードをいつもより気持ちゆっくりめで話してください。ただ、ここで重要なのはスピードです。ゆっくり話すと言っても、「お・は・よ・う」と一音ずつ区切ると聞こえにくいです。なので、普段話すスピードから気持ちゆっくりでお話すると、聞き取りやすいスピードになります。

◆補聴器を使っている人には、大声は禁物
正しく調整された補聴器は、普通の声が大きく聞こえる設定のため、大声で話しかける必要はありません。人によっては、大声だと響いて聞き取りにくいと感じる方もいます。補聴器を使う時は、周りの人に普通の声で話すように伝えてください。聞き取りにくい場合は、販売店スタッフに伝え、再調整してもらうといいでしょう。

3.両耳で使いましょう

聴力に大きな左右差がない場合は、両耳に補聴器を使った方が効果が出やすいといわれています。両耳に補聴器を使うことでこのような効果があります。

◆聞き取りやすさが上がる
騒がしい場所での会話、片耳に補聴器を使う人と両耳に補聴器を使う人では、聞き取りに違いがあることが分かっています。静かな環境でも、片耳より両耳の方が聞き取りやすいと答える人が多いです。

◆音の方向や距離感がつかみやすい
補聴器を検討されている方の多くが、会話やテレビ・電話など、人とのコミュニケーションで困っています。しかし、聞こえないことで困るのは、コミュニケーションだけではないです。危険を知らせる音も聞こえにくくなっているのです。自動車や自転車の走る音や火災報知器など、目や鼻だけでは得られない情報が耳から入ってきます。補聴器は、危険を知らせる音も大きくして届けます。そのため、両耳に使いどこから音が鳴っているのか、どれくらいの距離があるのか把握することは大切です。

◆疲れにくい
両耳に補聴器を使う効果として、あまり知られていないのが疲れにくいことです。片耳に補聴器を使うと、身の回りの全ての音を片耳で聞くこととなり、バランスが悪く疲れやすいです。また、聞き取りにくさもあるので、会話に集中するため、エネルギーも大幅に消費されます。

4.購入後の点検が大切

補聴器を使う上で大切なのは、アフターフォローです。メガネと違い、補うけど違和感を覚えるのが補聴器です。その違和感を解消するためにも、定期的な点検は欠かせません。また、補聴器は人の体に密着して使うため、汚れが付きやすいといわれています。精密機械でもある補聴器のクリーニングを怠ると故障する可能性が高くなります。アフターフォローサービスはお店によって異なりますが、タスク補聴器で行っているアフターフォローについて紹介します。

◆調整・クリーニングは永久無料
当店にて補聴器をご購入された方は、調整・クリーニングはずっと無料です。補聴器を長く使っている間に、聴力が変動する場合があります。変動した聴力に合わせるためには細やかな調整が必要です。音の違和感、聞こえにくい場面などあった場合は、気軽に当店へお越しください。何回でも調整は無料です。
店内では、補聴器の故障原因となる汗や湿気を除去する真空乾燥器や、耳せんにたまりやすい耳アカを取り除く超音波洗浄機とクリーニング専用機器を完備しております。

◆急なトラブルにも対応します
補聴器は精密機械のため、ある日突然補聴器から音が出なくなったなど、予期せぬ事態が発生することがあります。その時は、すぐにお店へお越しください。店内にある補聴器の音を測定する特性装置、お客様の聴力を測る聴力測定装置と補聴器専門店の充実した設備と補聴器専門の資格(認定補聴器技能者)を持つ経験豊富なスタッフが、トラブルの原因を究明し対処いたします。

◆定期的にお知らせします
補聴器の調子が良いと、来店が遠のく方が一定数いらっしゃいます。点検やクリーニングが疎かになると、調子良く使っていても突然音が出なくなるなど、補聴器のトラブルが起こりやすいです。そこで、タスク補聴器では定期的に購入年数をお知らせするおハガキをお送りしております。お知らせが来るから補聴器の点検を忘れることがないと、お客様にはご好評をいただいております。(事前にお客様には、おハガキをお送りしてよろしいかご確認をいたしております。不要な方にはお送りいたしません。)

5.最後に…

補聴器は慣れるまで時間がかかりますが、自分に合った音になると「補聴器は体の一部で欠かせない。」という人が多くいらっしゃいます。
補聴器を検討している人にとっても、補聴器は欠かせないと思っていただけるようタスク補聴器は誠心誠意サポートいたします。
ご来店予約はホームページまたは電話で承っております。
話を聞くだけ・補聴器を使ってみたいだけという方も歓迎いたしております。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。

認定補聴器専門店 タスク補聴器