補聴器の通販で気を付けること

「補聴器」をインターネットで調べると、通販サイトが表示されます。
お値段がお安く、魅力的に感じるかもしれません。
ただし、あまりオススメできるものではありません。

補聴器というのは、使用者の聞こえ(聴力)に合わせて初めて能力を発揮するものです。
通販の場合、「聞こえない」や「うるさい」といった使用者の声に対応ができません。
買ってそのまま使わず、タンスの肥やしになってしまう場合もあります。

失敗しないためにも、補聴器選びのコツをお伝えいたします。

①補聴器の種類とかたち

種類とかたちって、同じことを言っているのではないかと思いましたか?
簡潔にいうと、種類というのは、難聴の程度(軽度・中等度・高度・重度)を表します。
かたちというのは、補聴器のかたち(ポケット・耳かけ・耳あななど)を表します。
その組み合わせの中で、最も適したものを選ぶ必要があります。

難聴の程度を知るには、聴力測定が有効です。
(耳鼻科や認定補聴器店では、聴力測定できる設備が備わっています)

かたちを選ぶ時は、「目立ちたくない」「扱いやすいのが良い」など、使用者のニーズも大切です。
もう一つ、耳の状態・どこで補聴器を使うのかというのも選ぶポイントです。

②補聴器の音

種類とかたちが同じものでも、補聴器から流れる音は全く違います。
付けている違和感を感じさせない自然な音から、スピーカーから出る音に近いもの…
こればかりは、使ってみないと分からない部分でもあります。
なので、購入前の試聴は重要です!
「聞こえるだけでいい」という方ほど、試聴体験をおすすめします。

補聴器はゆっくり、試して、ゆっくり、選ぶのが最大のポイントです。
タスク補聴器では、試聴期限なしでお試しいただけます。
また、補聴器の専門家である認定補聴器技能者在中のため、いつでも安心してご相談いただけます。

補聴器店の選び方・ポイントを解説します。

補聴器選びは、お店選びから始まっているという話を聞いたことがあります。
補聴器専門店、メガネ店、薬局など…補聴器を取り扱っているお店は多くありますが、
そのすべてが同じ知識、同じやり方で行っているわけではありません。

なので、補聴器はお店選びから始まっているのです。

では、失敗しないためのお店選びのポイントとは何でしょう?

◆認定補聴器専門店

「認定」補聴器専門店は、公益財団法人テクノエイド協会が認定したお店を指します。
厳しい基準を合格したお店のみ認定補聴器専門店と名乗れます。

厳しい基準とは…
●認定補聴器技能者が常勤している
→4年かけて補聴器の知識と技術を学び、試験に合格した者が認定補聴器技能者です。
ご相談時に担当スタッフが認定補聴器技能者か確認するのもポイントです。

●専門の設備機器が整っている
→聴力測定器、補聴器特性試験装置、補聴器効果測定装置、器具を消毒する設備など、
安心して補聴器が使えるための設備が備わっているか見ています。

●日本耳鼻咽喉科学会が認定する補聴器相談医と連携している
→ご相談に来る方の中には、治療で聴力が回復する方もいます。
 該当される方には、お店から耳鼻科へご案内するケースがあります。

●使用環境や聴力の度合いに応じた補聴器を各種揃えておく
→一つの補聴器で決めるのではなく、色々な補聴器を試せます。

他にも基準はあり、その全てを合格したお店が「認定補聴器専門店」となります。

◆相談内容や要望に耳を傾けているか

ご相談の際、不安な気持ちを抱いていると思います。
本当に聞こえが良くなるのか、補聴器とはどのようなものなのだろう。
その声を聞いているのか、時間をかけて説明しているのかというのがポイントです。
(補聴器は奥が深いので、当店での初回相談は時間がかかります。)

ぜひ、補聴器を使う方と販売員が同じ目線で立っているか、気にしてみてください。
また、質問や要望を相談前に紙などにメモをしておくのも良いと思います。

タスク補聴器は、全店認定補聴器専門店です。
認定補聴器技能者も常勤しているので、いつでも安心してご相談いただけます。
ホームページからも予約を承っています。→予約フォーム
話を聞きたいだけ!試したいだけ!の方も歓迎いたしております。