補聴器の構造を知ると、もっと楽しくなります!

11月の3連休は天候に恵まれ、まさかの夏日予報ですね。
気温が大きく変わりますので、皆さま体調にはお気を付けください。

皆さまは補聴器の構造についてご存知でしょうか。
初めて補聴器を検討されている方、毎日補聴器を使っている方など、
たくさんの人がいらっしゃると思いますが、意外と補聴器の構造について知っている人は少ないです。
今日はより深く補聴器を知ってもらうため、補聴器の構造についてお話します。

☆補聴器は基礎は3つの部品でできている


補聴器はどの形でも、「マイク」「アンプ」「レシーバー」が必ずあります。
そして、それぞれの部品には役割があります。
①マイク 周りの声や音を拾い集めます。

②アンプ マイクが拾った音を大きくします。

③レシーバー アンプで大きくした音を耳に届けます。

3つの部品が動くことで、補聴器の音を大きくする機能がはたらきます。
なので、この3つは補聴器にとって基礎になる部分なのです。

☆マイクの位置を確認してみましょう
アンプやレシーバーは補聴器内部に隠れていますが、マイクは外の音を拾うため、外見からでも分かりやすい場所にあります。補聴器には、「ポケット型」「耳あな型」「耳かけ型」と大きく分けて3つの形があるので、今回はその3つの形のマイク位置を写真で確認してみましょう。

~ポケット型~

赤く丸印がついている部分がマイク(音を拾う部品)です。写真では分かりにくいかもしれませんが、ここに縦長の穴があり、そこで音を拾っています。マイク部分を指で触れるとガサゴソ大きな音が入るので、マイクの位置に注意して補聴器を取り扱うとより快適に使えます。

~耳あな型~

こちらは標準サイズの耳あな型でマイクが2つ付いています。大きさによっては、マイクが1つのものあります。では、耳に付けた状態だとマイクがどこにあるか見てみましょう。

耳あな型の場合は、耳本来と同じ位置で音を集めるので自然な聞こえに近いです。さきほどのポケット型のようにマイク部分を指で触れることもないです。

~耳かけ型~

耳かけ型は補聴器の大きさに関係なく、上の突起物(ボタン)の裏側がマイクになっています。では、この突起物が耳にかけた時どの位置に来るのか確認してみましょう。

耳の後ろ側にマイクがきている事が分かります。なので、耳かけ型を使う人は、帽子を被ったり、髪の毛を耳にかけたりする際、雑音が発生しやすいと言われています。

マイクの位置を知る事で、補聴器がより快適に使えます。
例えば、ポケット型はマイク部分とイヤホン(耳に入れる部品)が離れているので、マイク部分を聞きたい声やテレビに近付けるとよく聞こえると言われています。
また、マイクは大切な部品なので外から見えていても、マイク本体に傷が付かないようフィルターがありますので、ご安心してお使いいただけます。

☆レシーバーが外に出ている耳かけ型

アンプやレシーバーは補聴器内部に隠れているという話でしたが、耳かけ型の一部はレシーバーが外に出ている製品もあります。

RIC(Receiver In the Canal)タイプと呼ばれるものです。丸印部分がレシーバーです。レシーバーを補聴器本体から出す事で小型化に成功したのがRICタイプです。隣の耳の写真は、RICタイプを付けている状態です。補聴器を使っていることを周囲に知られたくないという人から人気の商品です。

☆まとめ

今回は補聴器の構造の基礎となる部分を話しました。手元に補聴器がある方はぜひマイク部分を探してみてください。また、マイクを覆うフィルターは使っていると剥がれることもあります。タスク補聴器では、マイクフィルターの交換も承っていますのでお気軽にお申し付けください。

タスク補聴器では、電話とホームページでの来店予約ができます。
電話予約では、時間に空きがあれば当日での予約も承っています。営業時間内のみ電話受付をしておりますので、時間にはお気を付けください。
ホームページでの予約は24時間承っていますが、お返事にお時間をいただく場合がございますので、ご了承いただけたらと思います。
ホームページの予約をご希望される方は、こちらをクリックしてください。

認定補聴器専門店 タスク補聴器

【徹底解説】認定補聴器技能者とは?

国内では、補聴器の専門的資格を持っていなくても販売ができますが、世界的に見ると珍しいことです。海外では、補聴器・聴覚ケアに関する国家資格を持つ人のみ、補聴器の販売・調整が許可されている国もあります。補聴器は販売する側のスキルにより、良し悪しが大きく変わります。たとえ、高性能な補聴器を購入しても、補聴器に関する知識がない者が調整すれば、使えるものも使えないまま終わってしまいます。

では、日本で補聴器を購入する場合、どうすれば補聴器のスキルが高い販売員と出会えるのでしょうか?
答えは簡単です。日本国内での補聴器資格「認定補聴器技能者」が存在します!
補聴器のお店選びのポイントでもある認定補聴器技能者について、詳しく話します。

〇認定補聴器技能者とは?

公益財団法人テクノエイド協会が、補聴器相談医の診断・指導に基づき、適切な補聴器販売をするために必要な補聴器に関する知識及び技能を修得したと認定して付与する資格です。

〇資格取得までの流れ

認定補聴器技能者の資格を取得するまでには、最短でも4年かかります。というのも、補聴器の知識だけでは、販売や調整には不十分です。聞こえ(聴力)、耳の構造、音について、難聴者の心理、医事や関連法規など、多岐に渡る分野の知識を身につけ、ようやく一人前となります。

そのため、最初の1年は知識を蓄えるため座学のみ、2年目以降は座学と実習で知識と技術を身につけていきます。そして、毎年試験があり、4年目の試験に合格して「認定補聴器技能者」の資格が取得できます。
「認定補聴器技能者」は、4年以上補聴器販売に携わっている人というのも、相談する際の安心材料になると思います。

〇資格を取ったあとも…

補聴器の技術は日々成長しているため、認定補聴器技能者もそれに合ったスキルを持たなければいけません。認定補聴器技能者は更新制(5年)で、更新前に必ず認定補聴器技能者向けの講義を受講することが義務付けられています。資格取得年数関係なく、認定補聴器技能者は同等の知識・技術を有しています。

〇認定補聴器技能者の判別方法

認定補聴器技能者は専用のカードがあります。

顔写真付きのカードです。店頭にお越しの際は、是非確認してみてください。

〇認定補聴器技能者は何ができるの?

・会話やテレビが聞きづらいといった聞こえのご相談や補聴器のご相談
・聞こえや補聴器に関する公的支援のご案内
・補聴器が安全かつ最善の効果が出るよう1人ひとりの状態に合わせたフィッティング
・耳鼻科医師と連携した対応

補聴器を使う使わない関係なしに、「聞こえ」と「補聴器」をご相談ください。
また、使っている補聴器のご相談も承っています。

〇タスク補聴器は、全店認定補聴器技能者がいます!

タスク補聴器には、現在16名の認定補聴器技能者が在籍しています。
6店舗に認定補聴器技能者がいますので、お近くの店舗でご相談ください。

ホームページまたは電話にて、来店の予約・お問合せを受け付けております。
聞こえ・補聴器のことはタスク補聴器へ!
皆様のご来店・お問合せ心よりお待ちしております。

認定補聴器専門店 タスク補聴器

騒がしいだけで、聞き取れない経験のある方へ

補聴器や集音器を使っていて、周りが騒がしく相手の声が聞き取れなかった経験はありませんか?
多くの方が、会話でコミュニケーションを取りたくて補聴器を始めています。
それなのに、相手の声が聞き取れないというのは、悲しい事です😟

補聴器には、周りの騒がしい音を抑える機能があります!
(補聴器が自動で騒がしい音と会話を区別し抑えます)
色々な機能を使うことで、使いやすい補聴器へ進化します。
今日は、騒がしい音を抑える機能4つ紹介します。

①騒音抑制機能

その名の通り、騒音を抑制します。
例えば、車の走行音や換気扇の音など、一定で出ている音を抑えます。
この機能を使えば、歩きながらの会話や室内での会話が聞きとりやすいです。

②衝撃音抑制

突然起きた音を抑える機能です。
例えば、扉の閉まる音、お皿がぶつかる音など、予期せぬ突発的な音を抑えます。
この機能を使えば、会食や室内での会話が聞きとりやすいです。

③風切り音抑制

風のヒューヒューと入ってくる音を抑えます。
例えば、歩いている時や自転車に乗っている時など、移動中に発生する風の音を抑えます。
この機能を使えば、風が強い日や移動中、快適に過ごせます。

④残響抑制

室内で響く声を抑えてくれます。
例えば、病院の待合室など、声が反響しやすい場所で、響いた声を抑えます。
この機能を使えば、講演会や病院の待合室など、声が響く場所での会話が聞きとりやすいです。

他にも、補聴器には言葉を聞き取りやすくする機能があります。
●音声を明瞭にする音声強調
●一定方向の会話を聞き取りやすくする指向性
●不快なピーピー音を抑えるハウリングキャンセラー

補聴器の機能で、会話やテレビなど、音を聞くのが楽しくなります🌟

◇サポートアイテムで会話がらくらくになる

補聴器メーカーは、補聴器サポートアイテムとして、補聴器専用マイクを発売してます。
マイクに使って話すだけで、周りの雑音に消されることなく、声がスッキリと届きます。
騒がしい場所、離れた場所での会話に、とても便利な専用マイクです。

ちなみに…

集音器は、小さい音も大きい音もすべて大きくします。
なので、耳に悪影響を与える騒音を出すこともあります。

※補聴器は管理医療機器なので、大きい音は小さくする設定があり、安心して使えます。

まとめ

「うるさい」「騒がしい」で使わなくなるのは、もったいないお話です。
現在流通しているほとんどの補聴器に騒音抑制機能はついています。
補聴器がどのような状態か、お店で確認しましょう。

また、言葉が聞きとりにくいと感じている方もお店で見てもらいましょう。
補聴器でできることはたくさんあります。
聞こえにくさを感じたら、お店で相談するのが良いでしょう。

タスク補聴器では、他店で購入した補聴器も見ます!
・しばらく使っていなかった
・補聴器が合っていない気がする
など、どのようなご相談も承ります。
店内では、補聴器の状態を測定する特性装置や聞こえの状態を測る防音測定室を完備しております。
お客様のご相談内容と測定データから、認定補聴器技能者が補聴器を最善な状態にいたします。

補聴器でより豊かな生活を送れるよう誠心誠意サポートいたします。

ご来店のご予約は、店舗への電話または、ホームページから承っています。
ご予約いただいた方を優先的に案内するため、初めてご来店される方はご予約することを推奨します。

各店の情報は、こちらの店舗情報をクリックしてください。

ホームページでのご予約はこちらをクリックしてください。

また、ご不明点などお問い合わせについても、ご予約と同じ窓口で受け付けております。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。

認定補聴器専門店 タスク補聴器

補聴器を使う時に気を付ける4つのこと

補聴器は小さい精密機械なので、取り扱いには注意が必要です。
今日は補聴器を使い始めたら、気を付けていただきたいことをまとめました。
ちょっとした工夫で、トラブル回避できるので、ぜひ参考にしてください。

①紛失(補聴器をなくした)

補聴器は年々小さいタイプが登場しています。それゆえ、補聴器をなくしたというトラブルも増えています。

補聴器をなくす場面・シチュエーション
●洗顔、入浴前
●電話がかかってきた時
補聴器をとっさに外した時になくす人が多いです。

(対策)
●置く場所を決めておく
 付属品の携帯ケースや乾燥ケースにしまうと覚えやすいです。

●補聴器の色を目立つ色にする
 最新の補聴器は、色のバリエーションが豊富です。赤や青、目立つ色を選ぶ方も増えてます。

●紛失保障がある補聴器を選ぶ
 補聴器によっては、紛失した場合、無償で補聴器を提供するサービスがあります。

●アプリの位置情報を使う
 一部補聴器では、スマートフォンで補聴器の位置を確認することができます。

②破損

補聴器のケースが欠けたなど、外見から分かる故障のことを指します。

破損する場面・シチュエーション
●補聴器を踏んだ
●飼い犬が誤って噛んだ
意外と多いのが、飼い犬が誤って噛んだことによる破損です。
また、補聴器を付けたまま就寝すると、寝返りの際、破損する可能性があります。

(対策)
●補聴器単体で置かない。
→補聴器は小さいため、踏まれたり、噛まれたりします。ケースなど、大きいものに入れて保管しましょう。

③落下(補聴器をおとした)

補聴器の小型化に伴い、重さも軽くなり、落ちるリスクも高くなっています。
落下の衝撃で破損する可能性もあります。

補聴器をおとす場面・シチュエーション
●強風
●しっかりと入っていない
耳かけ型補聴器が最も落としやすいです。

(対策)
●落下防止アイテムの活用
 耳の形に合わせて作る耳せん、補聴器と洋服をつなぐクリップなど、多くのアイテムがあります。

●オーダーメイド補聴器
 耳の形をとって作る補聴器です。落下防止の他に、マスクや眼鏡の邪魔にならないです。

●補聴器の装着練習をする
 しっかり入れば、落下する危険が減ります。当店でも装着練習することができます。

④浸水(補聴器に水がかかった)

補聴器の弱点は、水気があるものです。内部のアンプやマイクが故障してしまいます。

水がかかる場面・シチュエーション
●補聴器をつけたままの洗顔・入浴
●大雨(ゲリラ豪雨)
●酷暑(大量の汗)

(対策)
●水気があるものに触れる時には、補聴器をしまう
 ケースなど使い、補聴器を水気から守りましょう。

●補聴器カバーを使う
 補聴器全体を覆う布製のカバーがあります。それを使う事で故障を防ぎます。

⑤まとめ

補聴器を使う時、気を付けること4つ(①紛失 ②破損 ③落下 ④浸水)あげました。
対策で、何度も出ているケースなどにしまう事は、とても大切です。
使い慣れていない時こそ、置き場所を決めて習慣付けてみてください。

補聴器をなくしたと来店される方には、すぐに補聴器を購入しないでくださいと伝えています。
試聴器を貸し出すので、お家の中をじっくり探してください。
多くの方が、お家の中で補聴器がみつかっています。
お客様の中には、2週間かけてお家の中を探して、補聴器をみつけた方もいらっしゃいました。
タスク補聴器では、試聴器を無料で貸し出しいたしますので、お困りの場合はおっしゃってください。

認定補聴器専門店 タスク補聴器

聞こえのいいオーダーメイド補聴器とは

街中で咲いてる桜を見かけることが増えました。
あと少しで満開になりそうで、春が楽しみです😊

オーダーメイド補聴器をご存知でしょうか。
耳あな型(耳に入れるタイプ)で、耳の中の形をとり、形に合わせたのがオーダーメイド補聴器です。
マスク生活により、マスクの邪魔にならないオーダーメイド補聴器は注目を浴びました。
急上昇したオーダーメイド補聴器ですが、不満の声もあがってきました。
そこで、今回は満足度の高いオーダーメイド補聴器にするには、どうすればいいのかまとめてみました。
オーダーメイド補聴器をご検討中の方、ご興味のある方は、是非参考にしてください。

●知識不足で耳に合わない補聴器ができてしまう。
オーダーメイド補聴器は、使う人の耳に合う補聴器が前提です。
なので、耳の型取りはとても重要な作業です。
形を取る前に、耳をじっくり観察し、問診でも詳しく聞きます。
状態によっては、型取りができない場合もあります。
例えば、耳垢が多いと、本来の耳の形とは違うものができてしまいます。
その辺りの知識がないと、耳に合わない補聴器となっていまいます。

タスク補聴器では、4年かけて取得する資格「認定補聴器技能者」が型取りを行います。
経験があるスタッフのみ、型取りをいたしますので、ご安心頂ければと思います。

●高度な技術で満足いくオーダーメイド補聴器へ。
いざ、オーダーメイド補聴器をつけると、こもった感じがするという人が多くいます。
この時に、的確な対処をする技術があるかが重要です。
聴力、音の調整、シェル(オーダーメイド補聴器の外部分)の加工などなど、
困っていること1つに対して、対処法がたくさんあります。
そこで最適な対処ができるのは、高い技術力を持っている証拠といえます。

シェル加工は、お店によっては受け付けていない場合があります。
タスク補聴器は、全店にシェル加工道具を完備しています。
店内でできる対処法が多いことは、その分満足いく補聴器を提供できることです。
シェルの加工にも技術が必要なため、こちらも「認定補聴器技能者」のみ行います。

●まとめ
オーダーメイド補聴器を使っている方から、耳かけ型よりも良いと、聞きます。
ただ、満足する補聴器を選ぶポイントは、お店と販売するスタッフです。
補聴器選びで失敗したくない人は、「認定補聴器専門店」へ行き、「認定補聴器技能者」に対応をお願いしましょう。

タスク補聴器は、全店「認定補聴器専門店」で「認定補聴器技能者」は常駐しています。
常にお客様を第一に考え、懇切丁寧に対応いたしております。
・オーダーメイド補聴器が気になる方
・使っていても満足しない方
・補聴器相談してみたい方 など
タスク補聴器では、いつでも、どなたでも歓迎いたしております。
ご来店予約は、お電話または、ホームページから承っています。
ホームページの予約は、コチラをクリックしてください。

ぜひ、お気軽にご相談・お問合せください。

認定補聴器専門店 タスク補聴器

補聴器をなくさない方法があります

補聴器を使う時に気になる事、心配な事の上位に挙がるのが、「紛失」です。
最も小さい補聴器は、1円玉と同じくらいの大きさです。
落としてしまうと、見つけるのも一苦労です。
では、なくさないためにはどうすればいいのでしょうか?
今回は、補聴器をなくさない方法をお伝えします。
すぐにできる事もありますので、是非参考にしてみてください。

①置き場所を決める。

補聴器をなくした瞬間のできごとで多いのが、補聴器を外した時です。
電話が鳴った時や顔を洗う時など、慌てて補聴器を外すとなくしやすいです。
そこで、補聴器を収納する場所を決めることは非常に大切です。
小さい補聴器には、付属品として、持ち歩きにも便利な携帯ケースが付きます。
携帯ケースに入れる事を習慣化すれば、慌てて補聴器を外してもなくすことを防げます。

②落下防止アクセサリーを使う。

落下防止ストラップをタスク補聴器ではお取り扱いしています。
補聴器を通す穴と留め具が付いていて、万が一落下した場合も、胸元で止まります。
こちらのアクセサリーは、幅広い補聴器に使えるので、現在補聴器を持っている人でも使えます。
お値段もお手頃で、購入してすぐに使えるというところも人気の理由です。

③ポケット型補聴器を検討する。

耳かけ型、耳あな型は目立たなさを追求して小さい補聴器が多いですが、
ポケット型は、使いやすさを追求しているため、大きめの補聴器が多いです。
リオネット補聴器最新ポケット型補聴器
また、ポケット型は、電源のオンとオフやボリューム調節が簡単にできます。
なくすのが心配な人にも、安心して使える補聴器となっています。

④オーダーメイド、イヤーモールドを作る。

目立たないもので、落下の心配がない補聴器はあります。
それが、オーダーメイド補聴器です!
オーダーメイド補聴器は、とった耳の形に合わせた自分専用の耳に入れるタイプの補聴器です。
耳の入り口に入れ押すだけで、簡単に補聴器を付けることができるのもオーダーメイド補聴器の魅力です。
どうして、オーダーメイド補聴器が落ちないかについては、こちらに書いています。
よろしければ、読んでみてください。

⑤まとめ

補聴器をなくさない方法をご紹介しました。
今日から始められるものから、補聴器購入を検討する時に役に立つものまで。
最近では、補聴器を紛失した際、補聴器メーカーが無償保証する制度もあります。
購入の際には、補聴器の保証内容を確認する事もおすすめです。
どの方法が自分に最適か分からない場合は、お気軽にご相談ください。
その人に合った最適な方法をご提案いたします。

タスク補聴器は、ホームページや電話でもお問合せ・予約ができます。
ホームページからご予約する場合はこちらをクリックしてください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。

落ちない!?オーダーメイドの仕組み

補聴器の形は、大きく分けて、耳かけ型、耳あな型、ポケット型、3つあります。
初めての補聴器を考えている人に対して、補聴器の形については、必ず説明しています。
使いやすさ、見た目、目立たないなど、選ぶ基準は人それぞれです。

近年は、コロナ禍によるマスク生活で、耳あな型が注目を集めています。
耳あな型は、耳に入れて使うため、マスクの紐に引っかからないのが、人気の理由です。

しかし、「耳あな型は落ちそう。」というイメージを持っている人も多いです。
耳の中に入れるだけという点で、イヤホンと同じ考えを持っているのかもしれないです。
今回は、耳あな型でも落ちる心配のないオーダーメイドをご紹介します。

なぜ、耳から落ちないのか。理由を知って、安心・便利に補聴器を使いましょう😊

①オーダーメイド補聴器とは何か?

耳あな型は、大きく分けると2種類に分かれます。
・耳の形に合わせて作ったオーダーメイド
・既に出来上がっているもの

オーダーメイド補聴器は、使う人の耳の形を1人1人取って作っています。
なので、他の人が耳に入れようと思っても入りません。
自分専用の補聴器なんです!

②オーダーメイド補聴器が落ちない理由とは何か?

どうして、オーダーメイド補聴器は、耳から落ちないのか。
「人の耳の中は曲がっているから」です。

曲がり部分まで再現して作るため、カーブの出っ張りに補聴器が引っ掛かります。
運動をしても、首を振っても、補聴器は落ちません。

タスク補聴器には、オーダーメイドの形サンプルを各種取り揃えています。
実際、お手に取ってお試しください。

③オーダーメイドと聞くと高い気がする

以前、お客様から言われたことです。
やはり、オーダーメイドという言葉は、高価なイメージがあります。
しかし、補聴器の場合は、オーダーメイドだから特別高いわけではないです。

同じ性能の場合、耳かけ型とオーダーメイド補聴器の価格の違いは、1万円くらいです。
ご相談された方には、形を決めるのは最後を推奨しています。
大切なのは、聞こえで困っていることが補聴器で解消されるかどうかです。
まずは、補聴器の聞こえを体験していただき、聞き比べを勧めています。

④オーダーメイド補聴器は付け外しが大変そう

実は、その反対で、オーダーメイド補聴器は付け外しが簡単なんです。

耳かけ型を試聴していた人が、オーダーメイドに切替えたら、
「こんな簡単に付けられるなんて、早くオーダーメイドにすればよかった。」
と、喜んでいらっしゃいました。

耳かけ型の場合、耳にかける作業が大変です。
オーダーメイドだと、耳に入れるだけで補聴器が使えます。

外す時は、周りからは目立たない透明な棒を優しく引っ張るだけで外せます。
実際、耳かけ型からオーダーメイドに乗り換える人は増えています。

⑤まとめ

オーダーメイド補聴器は、耳の形(曲がり)を活かして作るので、落ちないです。
また、大きさも色々あります。
補聴器を使っている事を知られたくない人は、1円玉よりも小さい補聴器。
高・重度難聴の人には、パワータイプの補聴器。
オーダーメイドには、幅広い種類があります。

どのタイプでも、付け外しは簡単!
使う時は、耳の中に入れるだけ。
使わない時は、透明な棒を引っ張って外せます。

マスクを付けたり、取ったりで、補聴器が落ちる事もありません。
お家の中でも、外出先でも、安心して使うことができます。

ご興味がある方は、お気軽にタスク補聴器へご来店ください。
便利なホームページ予約もございます。

補聴器の効果測定について

当店をご利用された方から「補聴器の効果を調べられてよかった。」と、
ご好評いただいている「効果測定」についてお話します。
お試し中の補聴器でも効果測定はできます。
効果測定の結果を確認して、購入を考えてみるのも良いと思います。

①効果測定とは?

最初に、補聴器の効果を評価する方法は、色々あります。
 ・使っている本人の評価
  「会話が聞き取れるようになった。」「水の流れる音がうるさい。」等、
  補聴器を実際使ってみて、感じたことが評価となります。
 ・周りの人の評価
  「大声を出さなくても反応した。」「以前と変わりない。」等、
  補聴器を使うことで、周りの人たちは、どう感じたのかも大切な評価です。
 ・測定機械による評価
  本人や周りの評価では、補聴器体験で感じたことがポイントでした。
  一方、こちらは、機械を使い、補聴器のデータを数値化させ、客観的に評価します。
  これが「効果測定」です。
  たとえば、補聴器をつけた時とつけない時では、聞こえる音に差があるか測ります。

補聴器を使い、聞こえているか評価する方法の1つが「効果測定」です。
使っている人が聞こえると評価しても、効果測定では、外している時と変わらない結果が出ることもあります。
上手に補聴器を使うためにも、自己評価と機械による評価は重要です。

②効果測定ですることは?

では、効果測定でやっている事について説明します。
全て補聴器をつけた状態と外した状態、2パターン測ります。
 ・閾値測定
  防音室に入り、1メートルほど離れたスピーカーから波打つような音が流れ、小さい音から徐々に大きくなります。
  聞こえたところで、手を挙げて、聞こえ始めの音を調べます。
  測る音域は、250Hz/500Hz/1000Hz/2000Hz/4000Hz です。
  低音域から高音域まで細かく調べます。
  所要時間 5分
 ・語音測定
  閾値測定同様、防音室でのスピーカーテストです。ただし、語音測定は、音ではなく、「言葉」です。
  女性の声で、「あ」や「ば」と読み上げるので、聞こえた通り紙に書いて調べます。
  こちらでは、音の大きさを3回変えて測ります。
  人によって、測定する音の大きさは異なりますが、50㏈~70㏈の間で測ることが多いです。
  所要時間 10分~20分
 ・スピーチテスト
  防音室の外でもできる簡単な言葉の聞き取りテストです。
  1メートルほど離れた場所から測定者(販売スタッフ)が単語(例:東京)を読み上げます。
  それを聞いて、聞こえた単語を話してください。
  他のテストと違い、実際の話し声での聞き取りを調べます。
  音量が一定ではないため、読み上げる人によって、正解率が左右されます。
  所要時間 5分

効果を測るため、音の聞こえだけでなく、言葉の聞き取りについても詳しく調べます。
補聴器を検討している人の大半が、会話などの言葉で困っています。
聞き取りについて測ることで、今後も補聴器で快適に過ごせるか分かります。
※閾値測定と語音測定は、必ずおこなっています。

③効果測定の結果について

タスク補聴器では、調べた結果については、どのような結果でも見せています。
そして、結果について時間をかけて説明をします。
同席者がいる場合は、どのような方法で調べたのかも伝えます。
防音室に入ると、外からは何をしているのか分かりにくいため、行ったことについて説明します。

~各効果測定で分かること~
・閾値測定
 どの音の高さが聞きやすいかが分かります。
 補聴器をつけた時、どの音の高さも同じくらいの音量で聞こえるのが最も良いといわれています。
 そのため、調べた結果、音の高さで差がある場合は、音の調整をします。

・語音測定
 聞き取りやすい言葉と聞き間違えしやすい事が分かります。
 聞き間違えた言葉は、繰り返し聞くことで、聞き取りやすくなる場合があります。
 例えば、「め」と「ね」を聞き間違える。その場合、「メダカ」や「メロン」など、めがつく言葉を口にすると、聞き取りやすくなります。

・スピーチテスト
 会話でどれくらい聞こえているか分かります。
 ただし、音量が一定ではないので、正確な値を調べる場合は、閾値測定と語音測定をします。

④まとめ

音の調整によって、良し悪しが大きく変わる補聴器にとって、効果測定は重要です。
補聴器の現状を知ることで、より快適な補聴器へ成長することができます。

・補聴器が合っているか、客観的に調べるのには、効果測定が必要なこと。
・効果測定は、音の聞こえ方と言葉の聞き取り、2種類調べる必要があること。
また、測定結果に基づき、音の調整をした場合は、再度効果測定をします。
効果測定には、制限はありません。
試していても、購入してから5年以上経っても、調べる事ができますので、お気軽に「効果測定をしたい。」と伝えてください。
1回の効果測定、20分~30分あれば調べることができます。

効果測定について、気になることや質問がある場合は、お問合せフォーム、または、お店への電話でお問合せください。

認定補聴器専門店 タスク補聴器

補聴器からピーピー鳴ってませんか?

補聴器を使ったことある人の多くが経験したことがある「ピー」となる高い音。
あの音が嫌で補聴器を使わなくなったという人もいます。
もし、その音がなくなれば、今よりも快適に補聴器を使えますよね。
今回は、ピーピー音を鳴らさない方法を教えます。

〇ピーピー音の正体について

ピーピーと鳴る不快な音は、補聴器以外でも起こる現象です。
例えば、カラオケで歌っている人がスピーカーの近くに行った時、「キーン」や「ボーン」という音がなったことはありませんか?
あれも補聴器と同じ事が起こっています。
では、一体その音の正体はなにかというと…「ハウリング」です。

・ハウリングとは
拡声装置などで発生する特定の音声振動数の発信現象。
つまり、「ピーピー」「キーン」「ボーン」と音が鳴ることを指しています。
どうして、ハウリングは起きるのでしょうか。

・ハウリングの仕組み
音を拾う装置(例:マイク)と音を大きくする装置(例:スピーカー)で起こる現象です。
スピーカーから出た音をマイクが拾うことで、ハウリングは起きます。
なので、カラオケでマイクを持ったままスピーカーに近付いたり、大きい音が出ると、「キーン」や「ボーン」と鳴ります。

Q 補聴器の場合は、どのようにしてハウリングが起こるのでしょうか。
始めに、補聴器の仕組みを簡単にご説明します。

①会話やテレビなど、周りの声を補聴器が拾います。
②拾った音を補聴器が大きくして、鼓膜へ届けます。
補聴器は音を拾って、大きくする。
マイクとスピーカーどちらの役割もあることが分かりました。
次に、どうしてハウリングが起こるかについて説明します。
補聴器で大きくした音が、耳の外に出ているとハウリングが起こります。
要するに、補聴器の音漏れです!
補聴器は、マイクとスピーカーの位置が近いため、ほんの少しの音漏れでもハウリングが発生します。
また、音は跳ね返る性質があるので、普段鳴らない人でも、壁に近かったり、手を添えると鳴るという方もいます。

〇ハウリングを防ぐためには

補聴器の音漏れを防げば、ハウリングは起こりません。
音漏れを防ぐ方法をつ紹介します。
・ハウリングを抑える機能を使う
最新の補聴器には、ハウリングを抑える機能がついています。
自分の補聴器が、その機能を使っているか分からない場合は、販売スタッフにご相談ください。
タスク補聴器では、電話でのお問合せでも対応しております。

・調整してみる
補聴器のハウリングは、2000Hz~4000Hzの高音域部分で発生します。
なので、ハウリングが発生しやすい音域の出力を下げると、ハウリングが収まる場合もあります。
ただし、出力を下げてしまうと、周りの音や声も小さくなり、聞こえにくくなるので、
販売スタッフと相談しながら、調整してください。

・耳せんを変えてみる
耳の中に入れる部品「耳せん」は、1人1人の耳に合わせるため、種類が豊富です。
大きさ、柔らかさ、カサの形…耳せんを変えると、聞こえ方も変わってきます。
そして、耳せんの中には、音漏れの量を減らすものがあります。
写真は、リオネット補聴器のソフト耳せんです。
カサ部分に穴や切り込みがないタイプで、音漏れを防いでいます。
補聴器メーカー各社から似たタイプの耳せんが出ているので、試したい人は、是非お声掛けください。

しかし、それでも、ピーピー鳴るという人には、コチラ!

「イヤーモールド」です。
イヤーモールドは、耳の形を採って作る、その人専用の耳せんです。
耳にぴったりと入るので、音が外に漏れる心配は一切ありません。
これで、ハウリングともおさらばです!
また、ぴったりと入るため、補聴器の落下防止にもなります。
※イヤーモールドの作製には、1週間ほどかかります。

〇まとめ

「ピーピー」高い音の正体は、ハウリングでした。ハウリングは、補聴器の他にカラオケでも起こります。
補聴器のハウリングは、補聴器の音が外に漏れることで発生します。
音漏れを防ぐことで、ハウリングは止めることができます。
不快なハウリングは、3つの方法でなくしましょう。
・ハウリングを抑える機能を使う
・調整をする
・耳せんを変える
今回紹介した方法は、全てお店で対応します。
イヤーモールドの作製以外は、その日の内に対応できますので、ハウリングでお悩みの人は、タスク補聴器へご相談ください。
周りでハウリングしている人がいるなど、ご本人以外の方のご相談も承っています。

お問い合わせは、お店へお電話、または、コチラをクリックしてください。

認定補聴器専門店 タスク補聴器

フィッティング(調整)について話します。

「補聴器は、フィッティング(調整)が重要です。」
初めて補聴器を使う人、現在使っている人、補聴器経験に関係なく全員に話しています。
それほど補聴器において、フィッティングという行為は重要です。
では、フィッティングって一体何なのか説明します。

フィッティングとは…

補聴器から出る音を決めることです。主に補聴器販売スタッフが行います。
使用者の聴力や主訴を聞いて、補聴器を快適に使えるようフィッティングをします。
つまり、フィッティングをしないと補聴器は使えないということです。

フィッティングの中身

では、フィッティングは具体的に何をしているのか説明します。
・音の大きさ
単純に音の大小を操作するのではなく、低音域(250Hzや500Hz)/中音域(1000Hz)/高音域(2000Hzや4000Hz)と音の高さごとに音の大きさを決めます。
補聴器の種類によって、音の大きさを決めるポイントの数は異なります。
ポイントが多い補聴器の方が細やかなフィッティングができるため、音も自然体に近いといわれています。

・快適に聞くための機能
補聴器には、騒音抑制機能や指向性といった補聴器を快適に使うための便利機能が様々ついています。
それも全てフィッティングで、機能の有無を決めています。
騒音抑制は、騒がしい場所でも快適に聞こえるようにする機能です。
補聴器によっては、周囲の雑音を抑え、言葉を強調するものもあります。
指向性は、聞きたい方向を選ぶことができます。
例えば、レストランでの食事。正面に座る人の声だけ聴きたい場合、指向性で前方の音だけを拾うようにすれば、言葉が聞き取りやすくなります。

・プログラム機能
補聴器から出る音をボタン一つで切り替えることができます。
お家用/外出用/会議用など、用途に合った音を作り、補聴器に記憶させます。
この記憶させる行為がフィッティングになります。
プログラムの切り替えは、使う人ですが、音を作るのは販売スタッフが対応します。

以上、3つがフィッティングの内容です。

どうして、フィッティングが重要なのか

フィッティングの中で最も重要なのが「音の大きさ」です。
音の大きさが使用者の聴力に合っていないと、聞こえるものも聞こえなくなります

そして、たとえ同じ聴力の人がいても、音の感じ方は人それぞれです。
1回目のフィッティングでぴったりと合う人は珍しいです。
始めの1ヵ月は、週に一度お店へ通っていただき、フィッティングします。
フィッティングを繰り返す事で、段々と聞こえやすい快適な補聴器へ変わっていきます。
なので、補聴器はフィッテイングが重要です。

また、フィッティングは人がすることなので、人によって音の大きさが異なる場合がございます。
フィッティング技術を持った者をご希望される方は、「認定補聴器技能者」をお願いしてください。
認定補聴器技能者は、資格取得まで4年かかる補聴器のスペシャリストです。
補聴器だけでなく、フィッティングに関しても幅広い知識と技術を有しています。

フィッティングのまとめ

補聴器にとって、フィッティングが大切か分かっていただけかと思います。
聞こえにくい、聞こえ過ぎるなど、補聴器を使ってみて気付く事もあります。
しかし、それらはフィッテイングすることで、解決する可能性があります。

タスク補聴器では、フィッテイング前後で、どのように変わったか、実際のフィッティング画面を見てもらいながら説明しております。
また、フィッティング代がかかることはございません。
お客様が快適に補聴器を使えるよう、誠心誠意対応いたします。
現在の聞こえにご不満をお持ちの方、満足して補聴器を使っている方、ぜひお気軽にお越しください。

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