補聴器で失敗する理由 失敗しないためには!

「補聴器の調子が良かったのは最初だけ。」「うるさくて使えない。」など、
補聴器が使い物にならなかったと、タンスの肥やしになっている方はいませんか?
どこを気を付ければ、失敗しないかと不安な方はいませんか?

今回は、どうして補聴器で失敗するのか。
よくある失敗原因を4つまとめました。

①焦り

初めてご相談に来る方には、「補聴器は焦らず買うものです。」と話しています。
聞こえで困っているから、1日でも早く欲しいという気持ちは分かります。
ですが、焦って買う人ほど失敗しているのも事実です。

では、なぜ焦りが失敗につながるのでしょうか。
それは、補聴器をしっかりと試していないから。

補聴器を使う方の多くが、朝から夜まで、ほぼ1日使っています。
生活の中に溢れるたくさんの音を補聴器で聞いてみてください。
聞きたい音、聞きたくない音、あらゆる音が入ってきます。
焦りがあると、様々な音に触れる機会が減るため、購入した後に音の存在に気付き、補聴器選びに失敗してしまいます。

しかし、補聴器によっては、聞きたくない音を抑えることもできます。
お店で補聴器の設定を変えられるので、改めて相談するのもいいと思います。

②補聴器の音が不十分

使い始めた頃は、調子が良かったのに、今はあまり聞こえない。
これには、色々な原因が考えられますが、補聴器から出る音が不十分の場合があります。

補聴器は、周りの音が聞こえたから、全工程が終わりというわけではありません。
音が聞こえるは、スタート地点に立ったのと同じレベルです。
そこから、使っている人の意見を聞いて、その人に合った補聴器へと変わります。
なので、補聴器を買ったまま放置してしまうと、失敗してしまいます。

最初だけ調子が良かった人は、補聴器から出ている音が小さい可能性があります。
①と同様、お店で音の増幅はできるので、改めて相談してみてください。
また、相談する際、補聴器を通じて感じた事(会話が聞こえない、足音がうるさいなど)は、伝えましょう。
同じ聴力の人がいても、音の感じ方は人それぞれ違います。
1人1人の意見を聞いて、補聴器は成長します。

③測定が不十分

お店では、聴力測定や効果測定など、補聴器を正しく使うため、多くの測定があります。
測定結果と使用者からの意見を聞いて、補聴器は音を合わせています。

そのため、測定が行われていないと、音を正しく合わせることができません。
また、正しい測定方法でなければ、正しい結果を得ることもできません。
例えば、聴力測定は静かな部屋で測らないと、周囲の雑音により、誤った結果が出てしまいます。
そのまま、音を合わせても、あまり聞こえないと失敗してしまいます。

現在、補聴器を販売しているお店は多岐に渡ります。
どこを選んでいいか分からない方は、「認定補聴器専門店」を目安にしてください。
認定補聴器専門店は、補聴器や設備が充実しているため、正しい測定に適した環境が整っています。
ちなみに、タスク補聴器は、全店認定補聴器専門店です。

④補聴器の限界を知る

補聴器は、聞こえやすくするものという印象はありがたいです。
ただし、耳のいい人と聴覚が同じになるわけではありません。
また、あの頃と同じ聞こえに戻すものでもありません。

使っていない時と比べて、声や音を聞こえやすくすることはできます。
あくまでも、補聴器は機械です。
できる事、できない事を理解することが失敗を避けることにつながります。

この点は、ご購入前にお店側からきちんと説明を受けるかで変わる部分でもあります。
補聴器選びには、お店、担当者の技術力も関わってきます。
そこで選ぶ時の目安にしていただきたいのが2つ!!
お店の場合は、「認定補聴器専門店」
担当者の場合は、「認定補聴器技能者」
どちらも、補聴器販売に必要な知識と技術、環境が備わっているものに与えられる資格です。

まとめ

よくある失敗原因4つでした。①焦り以外は、使用者とお店、両者に関わる問題でした。
今、補聴器は、お店だけでなく、通信販売もしています。
ただし、販売側とのやり取りで、聞こえる・聞こえないが大きく変わります。
補聴器は、長く使うものです。
長く使うためには、いつでも安心して相談できるお店を選ぶことが失敗しないコツです。

タスク補聴器では、「認定補聴器技能者」が必ずいます。
「認定補聴器技能者」にご相談したい方は、お気軽にお声がけください。
また、ホームページ予約からもご要望にお応えいたしますので、お気軽にご予約ください。
ホームページ予約はこちらをクリック!

補聴器の弱点と対策 簡単なお手入れ方法を紹介!

補聴器は購入した後が大切です。
一般的に補聴器の耐用年数は、5年といわれています。
ただし、使い方やお手入れによっては、長く使い続ける人や早く故障する人など、補聴器は、購入した後が大切な機械です。

そこで、今回は補聴器の弱点と対策をご紹介します。
補聴器について知ることも、長持ちさせる秘訣かもしれませんね。

 

補聴器の弱点① 湿気・汗

補聴器は精密機械のため、湿気や汗など水気に弱いです。
なので、使わない時は、補聴器を乾燥させて、故障を防ぎましょう。
「乾燥ケース」をご存知ですか?
乾燥ケースは、その名の通り、補聴器を乾燥させる入れ物です。
例えば、就寝前に補聴器を乾燥ケースへ入れておき、翌朝ケースから取り出す。
これだけでも、立派なお手入れなんです!
実際、毎日乾燥ケースに入れている方と1週間に1回入れる方では、故障の頻度が異なります。
ぜひ、乾燥ケースを使ってみてください。
また、すでに乾燥ケースをお持ちの方は、乾燥剤の期限を確認してください。
乾燥剤には、期限があります。
期限が切れてしまうと、ケースに入れても、乾燥しないので、ご注意ください。

 

補聴器の弱点② 耳あかやホコリ

長く使っていると、どうしても、補聴器に耳あかが付着します。
これは仕方のないことです。ただし、放置していると、思いもよらぬことが起こります。
「補聴器から音がでない」
というのも、溜まった耳あかが壁となり、補聴器の音の出口を塞いでしまいます。
壁ができると、新しい電池を入れても音が出ないなど、問題が発生します。
それでは、耳あかが溜まらないための対策を2つご紹介します。

◇ティッシュでさっと拭く
補聴器を外したら、ハンカチやアルコールタオルで、補聴器と電池を拭いてください。
耳あかだけでなく、汗やホコリなど、故障の原因が付いています。
電池にも見えない汚れが付いているので、拭くのを忘れないでください。

◇音の出口をお手入れ
耳あかが最も溜まりやすい場所が、音の出口です。
補聴器の音を鼓膜に届けるため、耳の奥に入る部分でもあります。
補聴器の形により、お手入れ方法が変わります。

・耳かけ型、ポケット型の場合
用意するのは、歯ブラシです。補聴器によっては、付属品として、補聴器用ブラシがついているので、そちらを使いましょう。
お手入れする箇所は、耳せんまたは、イヤーモールドです。
歯ブラシを下にし、耳栓の穴があいている部分でこすります。
※歯ブラシを上にすると、耳あかが侵入するので、必ず下にしてください。
耳せんを補聴器から外さず、簡単にできます。
また、歯ブラシが安定しない方には、取れ太クンというお手入れグッズがあります。
ご興味のある方は、タスク補聴器へお問合せください。

・オーダーメイド補聴器の場合
オーダーメイド補聴器は、音の出口にチップがついています。
これは、耳あかが補聴器内部へ侵入するのを防ぐためのものです。
このチップを交換するのが、オーダーメイド補聴器のお手入れ方法です。
補聴器によって、チップの交換方法が異なりますので、ご購入店舗または、タスク補聴器へお尋ねください。

 

補聴器の弱点③ 落下

他の機械も同じですが、落としてしまうと、衝撃により故障します。
補聴器は、小さいため、落下すると、紛失してしまう可能性も高いです。
落とさないための対策があります。
「落下防止ストラップ」
補聴器と洋服を紐でつなぐグッズです。
万が一、補聴器が落ちたとしても、地面に落ちることはありません。
紐をたどれば、必ず補聴器がみつかります。
また、補聴器メーカーによっては、紛失補償という制度があります。
補聴器をなくしても、無償で補聴器が提供されます。
グッズや保証制度の充実ぶりから、補聴器の落下は身近なものだと感じます。
補聴器を長く使うためにも、落下は気を付けたいものですよね。

 

まとめ

補聴器の弱点を3つ紹介しました。
技術の進化やグッズ、保証制度、補聴器を長持ちさせるため、様々なものがあります。
ただ、最も大切なのは、使っている方の日々のお手入れです。
最初は、お手入れ以外にも覚えることが多く、大変だと思います。
なので、まずは、就寝前「乾燥ケース」に入れることから始めてみてください。
汗をかいた日、雨が降った日は、補聴器を拭いてみてください。
一気にお手入れをする必要はありません。
一つ一つ覚えて、習慣づけて続けることが大切です。

タスク補聴器では、すでに補聴器をお使いの方も大歓迎です。
音の調整やお手入れ方法など、その人に合ったペースで進めています。
ぜひ、お気軽にご相談ください。

どうして補聴器をつけた方がいいの?

補聴器を考える前に、どうして補聴器をつけた方がいいのか、考えたことはありますか?
私たちも聞こえでお困りの方には、補聴器がいいとおすすめしてきました。
では、補聴器をしないリスクとはなんでしょう。
今回は、難聴者の方に起こりうるリスクについて、ご説明いたします。

①難聴と認知症

2015年厚生労働省が公表した「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)」にて、難聴が認知症の危険因子の一つとして、挙げられました。
認知症の原因に難聴が直接関わっているわけではありません。
会話の相手に何度も聞き返すことをためらい、会話そのものに消極的になった結果、認知症のリスクが上がると考えられています。
なので、難聴は認知機能低下の危険因子のうち、予防可能な危険因子に選ばれています。
海外の研究では、補聴器をつけることで、記憶力の低下の度合いが変化することがわかっています。

②難聴と転倒

アメリカの健康調査結果では、40歳から69歳において、難聴が悪化するごとに転倒のリスクが1.4倍高いことがわかりました。
正常な聴力の人と比べて、中等度難聴(普通の会話を聞き返すくらいの聴力)の人は、約4倍転びやすいのです。
聞こえというのは、体のバランスにも関係しています。
音が入ることで、周囲の状況や位置の情報が分かり、体が安定します。

③難聴とうつ

アメリカで70歳以上の方を対象に自覚的難聴と抑うつについて調べました。
その結果、難聴があると抑うつが起こりやすいことが分かりました。
また、正常な聴力の人、補聴器をつけている人、補聴器をつけていない人を対象に、過去2週間抑うつ症状を感じた割合を調査した結果、正常な聴力の人と補聴器をつけている人は、ほぼ同じ割合でした。
しかし、補聴器をつけていない人では、4割近く抑うつを感じることが多いという結果が出ました。

④難聴と交通事故

カナダで、5年間に起きた交通事故と聴力の関係を調査した結果、聞こえにくい方ほど、事故を起こしやすいことがわかりました。
運転には、目からの情報だけでなく、耳から入る音の情報も大切です。

まとめ

聞こえにくいというのは、音の情報が減ることでもあります。
音の情報が減ることで、知らない内に、多くの危険が増えています。
今回挙げたリスクは、補聴器をすることで予防ができます。
補聴器は、人との会話を円滑にするのはもちろん、周りの音も届けます。
たとえば、車や自転車の走行音、踏切が切り替わる音など…
危険をお知らせする音を聞くのは、とても重要です。
ぜひ、難聴のリスクという観点からも補聴器を考えてみてください。

補聴器の種類をまとめました!

一体、どの補聴器が自分に合うのか知りたい!
それは、補聴器を検討されている方、使っている方、共通の質問だと思います。
今回は、少しでもお役に立てればと思い、補聴器の種類についてまとめてみました。

補聴器店の選ぶ方については、こちらをクリックしてください。

◇種類の違い

●耳かけ型

耳に補聴器をかけて使うことから、耳かけ型と呼ばれています。
右の写真が耳かけ型を付けた様子
左の写真が耳かけ型補聴器です。
補聴器本体は、耳の上部後方にかかり、音を拾っています。
大きくなった音は、チューブ、耳せんを通り、耳の中へと届けられます。
耳かけ型は種類が豊富なので、幅広い難聴に対応することができます。
ただし、マスクや眼鏡と同じ部分にかかるため、引っかかりには注意が必要です。

●RICタイプ

耳かけ型の中には、小型サイズのRICタイプがあります。
同じく耳にかけていますが、補聴器が目立たないのが特徴です。
補聴器本体を髪の毛で隠せば、耳せんが奥に入るので、気付かれることはありません。
耳かけ型で使用するチューブより柔らかいワイヤーを使っているため、補聴器を着けるのが難しいです。

 

●耳あな型

耳穴にいれることから、耳あな型と呼ばれています。
右の写真が補聴器を入れた様子
左の写真が耳あな型補聴器です。
補聴器本体が耳の中に収まっています。
後方からでも補聴器を使っていることに気付かれないです。
また、近年はマスクや眼鏡の邪魔にならないと注目されています。
最小サイズは、1円玉より小さい上に、カラーバリエーションも少ないため、目立たないので、紛失には気を付けてください。

●ポケット型

ポケットに収まることから、ポケット型と呼ばれています。
左の写真がポケット型補聴器です。
白い箱が補聴器本体です。
隣にあるピンク耳せんが耳の中へ入る部分です。
補聴器本体と耳せんは、コードで結ばれています。
白い補聴器本体で音を拾い、大きくなった音を耳栓へ届ける仕組みです。
ポケット型は、電源の入/切、音量調整など、目で確認しながら使えるのが特徴です。
ただし、常にコードがあるため、手元での作業やコートの脱着時には、注意が必要です。

◇まとめ

補聴器を大まかに分かると、4つ種類があります。
取扱いやすいものを選んだり、目立たなさで選んだり、種類を決めるのに色々な理由があります。
実際補聴器を使うことで、想像していたよりも扱いにくいことも出てくると思います。
最初は、大きさや重さなど、写真では伝わらない部分をご体験ください。
タスク補聴器では、聞こえ方だけでなく、補聴器の種類についてもご相談に乗ります。
種類ごとのメリット・デメリットについての説明や体験談など、
補聴器専門店として、あらゆる情報を提供いたします。
また、実際に補聴器を体験する事もできますので、お気軽にご相談ください。
ホームページの予約はこちらからできます。

補聴器と集音器/似ているようで違うもの

「集音器はうるさくて使えなかった」という経験はございませんか?
「補聴器も集音器も同じでしょ」と思っていませんか?
今回は、補聴器と集音器のちがいについてまとめてみました。

補聴器と集音器は似ている?

タスク補聴器は、全店認定補聴器専門店のため、集音器の取り扱いはございません。
しかし、時折、集音器を求めてご来店される方がいらっしゃいます。
補聴器と集音器、一体どこが似ているのか書き出してみようと思います。

●目的
どちらも周りの音を大きくして、聞こえにくさを軽減させる。

●形
・耳かけ型(補聴器と集音器)
・耳あな型(補聴器と集音器)
・ポケット型(補聴器と集音器)
・めがね型(補聴器)

目的と形では、補聴器と集音器に大きな違いはないですね。
これでは、どちらを購入しても同じと考えても仕方ないことです。
しかし、補聴器と集音器は全くの別物です。そちらについては、次の項目で書きます。

補聴器と集音器の違いはどこにあるの?

●個々人の聴力に合う・合わない
聴力というのは、高音が聞こえにくい、低い音が聞こえにくい、全体的に聞こえにくいなど、人によって全く違います。
その違いに合わせるのが「補聴器」、合わないのが「集音器」です。

「補聴器」は、低い音から高い音の間に音の大きさを決めるポイントが細かくあります。
これによって、使う人の聴力に合った音を作り、快適な聞こえを届けています。

「集音器」は、ポイントが少ないため、例えるならテレビの音量をあげる時と同じ、全ての音が一気に上がります。
これでは、聴力に合わせるよりも、使っている人が集音器に合わせる形になります。

●管理医療機器
管理医療機器とは、安全性や効果が第三者によって認められてから世に出るものです。

「補聴器」は、管理医療機器のため、安全性に優れています。
例えば、大きな音。大きな音を更に大きくすると、耳に悪影響を与えてしまうため、自動で音を抑える機能が働きます。
また、聴覚障害者に対して国が支給するのは補聴器です。これも安全性と効果が認められている証拠です。

「集音器」は、管理医療機器ではないため、大きい音も大きくし、耳に悪影響を与える危険性があります。

●値段が高い・低い
補聴器と集音器を調べてみると、値段に差があることに気付きます。
どうして値段がここまで違うのでしょうか。

「補聴器」は、集音器と比べると値段は高いです。しかし、アフターフォローが充実しています。
タスク補聴器では、ご購入後も点検、調整、クリーニングを無料でおこないます。
補聴器を使っても聞こえにくい場合は、原因を調べ、対処いたします。

「集音器」は、補聴器と比べると値段は低いです。
しかし、ご購入後の調整などは使っている人が行わなければいけません。
聞こえにくい場合も全て自分で動かなければいけません。

まとめ

補聴器と集音器は、どうしても同じものだと思われてしまいます。
集音器が上手く合わず、補聴器も同じと考えている方もいます。
しかし、補聴器と集音器は全くの別物です!
集音器で失敗して、補聴器を使ってみると笑顔になったという方も多くいます。

タスク補聴器では、補聴器の聞こえを試すだけという方も大歓迎です。
集音器との違いをご体験頂けたらと思います。
ホームページ・電話にてご来店予約を承っています。
ホームページからの予約はこちらから→予約フォーム

「補聴器を購入する前に」動画を公開!

購入を検討されている方に向けた動画が3月3日「耳の日」に公開されました。
聞こえにくさを感じる事から補聴器を使い続けるまで、全4話ある親子のお話です。
各話ごとにトラブルを回避するためのポイント、よくある質問、専門用語の解説など
初めての方に見やすい動画となっています。

1話 聞こえにくいと感じたら

難聴は自分では気づきにくいことがあります。周りの人が難聴に気付けるサインを紹介。

2話 専門医に相談しよう

すぐに補聴器を買いに行かず、まずは耳鼻咽喉科を受診しましょう。

3話 はじめての補聴器

補聴器は認定補聴器技能者がいる販売店で相談しましょう。

4話 安心して使い続けるために

補聴器を上手く使っていくには家族の配慮や応援が重要です。

ワイデックスから新しい充電補聴器が登場!

3月にワイデックス補聴器から新しく耳かけ型の充電式が出ました。
リチウムイオン充電式補聴器は、今までRICタイプだけでした。
耳かけ型は、より幅広い聴力に対応しているため、多くの方がご使用いただけます。
今回は、新しく出た「BTE R D」についてご紹介します。

●耳かけ型の特徴を最大限に活かす

RICタイプと耳かけ型の違いをご存知でしょうか。
大きな違いは、レシーバー(音を出す部品)の位置です。

RICタイプは、レシーバーが補聴器本体の外に出ています。(赤丸がレシーバー)
レシーバーが飛び出している分、補聴器本体が小さく、目立たないのがRICタイプです。

耳かけ型の良さは、「耳にかけやすい」「取扱いがしやすい」です。
本体が大きく、耳にかける部分がしっかりとしているため、安定しやすいです。
また、音量ボタンや音切替ボタンがあり、手元で細かい調整ができます。

●バッテリー残量が一目で分かる

充電式の欠点は、バッテリー残量が分かりにくい事でした。
これまでは、音で知らせるため、聞き逃す人が多くいました。
「BTE R D」には、本体にLEDライトインジケーターを搭載。
光の色・点滅方法を変え、目で見て残量を確認することができます。
(左図の緑に光っている部分で電池残量を知らせます)

●たっぷり使える長持ち電池を採用

「BTE R D」は、大容量リチウムイオン電池を採用しています。
4時間充電すると、連続稼働時間は最大36時間です。
動画・音楽ストリーミングを8時間楽しんでも、約24時間使えるので、充電切れの心配はありません。

充電方法はとても簡単です。
非接触タイプの充電器なので、置くと自動で充電します。
そして、充電以外に、除菌と乾燥もする1台3役の充電器です。

充電式補聴器は、タスク補聴器で試すことができます。
また、ご質問やご興味がある方は、ホームページ・電話にてお問合せください。
こちらをクリックすると、お問合せ・予約フォームへ移動します。

補聴器の通販で気を付けること

「補聴器」をインターネットで調べると、通販サイトが表示されます。
お値段がお安く、魅力的に感じるかもしれません。
ただし、あまりオススメできるものではありません。

補聴器というのは、使用者の聞こえ(聴力)に合わせて初めて能力を発揮するものです。
通販の場合、「聞こえない」や「うるさい」といった使用者の声に対応ができません。
買ってそのまま使わず、タンスの肥やしになってしまう場合もあります。

失敗しないためにも、補聴器選びのコツをお伝えいたします。

①補聴器の種類とかたち

種類とかたちって、同じことを言っているのではないかと思いましたか?
簡潔にいうと、種類というのは、難聴の程度(軽度・中等度・高度・重度)を表します。
かたちというのは、補聴器のかたち(ポケット・耳かけ・耳あななど)を表します。
その組み合わせの中で、最も適したものを選ぶ必要があります。

難聴の程度を知るには、聴力測定が有効です。
(耳鼻科や認定補聴器店では、聴力測定できる設備が備わっています)

かたちを選ぶ時は、「目立ちたくない」「扱いやすいのが良い」など、使用者のニーズも大切です。
もう一つ、耳の状態・どこで補聴器を使うのかというのも選ぶポイントです。

②補聴器の音

種類とかたちが同じものでも、補聴器から流れる音は全く違います。
付けている違和感を感じさせない自然な音から、スピーカーから出る音に近いもの…
こればかりは、使ってみないと分からない部分でもあります。
なので、購入前の試聴は重要です!
「聞こえるだけでいい」という方ほど、試聴体験をおすすめします。

補聴器はゆっくり、試して、ゆっくり、選ぶのが最大のポイントです。
タスク補聴器では、試聴期限なしでお試しいただけます。
また、補聴器の専門家である認定補聴器技能者在中のため、いつでも安心してご相談いただけます。

補聴器のプレゼントを考えている方へ

聞こえに困っている家族のために、補聴器をプレゼントするお気持ちは素敵なものです。  
ただ、補聴器は選んだ器種や中身の調整・設定により、満足度が大きく変わるものです。
(JapanTrak2018によると、プレゼントされた補聴器の満足度は21%だそうです。)
今回は、補聴器をプレゼントするにあたり、注意すべき点をお伝えいたします。
より多くの方が補聴器でご満足いただけるようご参考になれば幸いです。

はじめに。

・補聴器が本当に必要なものなのか、ご家族や耳鼻科でご相談ください。
→プレゼントしても本人に使う意欲がない場合がございます。
また、難聴の種類によっては、治療で聴力が回復する場合がございます。

・ご本人同席での補聴器販売が基本です。
→補聴器は使う方の聞こえに合わせて、初めて効果を発揮するものです。サプライズとして、プレゼントすると、音が大きい、聞こえ方が変わりないなど、失敗に繋がることが多いです。

お店選びでお悩みの方は、こちらの記事も読んでみてください。
補聴器店の選び方・ポイントを解説します。

補聴器選びは時間がかかるもの。

メガネみたいに、付けて、良く見える、購入という流れではないのが補聴器です。
むしろ、焦って購入されると失敗するケースが多いです。

そこで、補聴器の貸し出しをオススメします。
お家、テレビ、電話など困っている場面で、補聴器の効果があるのか試してください。
認定補聴器専門店では、補聴効果を測る機器が充実していますので、データで効果を見ることができます。

補聴器の効果を実感してからプレゼントした方が満足度が高いです。

ぜひ、ご一緒にお店へお越しください!

初めて使う物に詳しい方は少ないです。みなさん不安を感じながら、ご来店されます。
なので、ぜひ、ご一緒にお店へお越しください!
ご同伴の方がいるだけで、強い味方がいると安心できるはずです。

最初は、補聴器について知りたい、聞きたいだけでも構いません。
タスク補聴器では、ご相談・お貸出しはいつでも無料です。

クリックすると、お問合せ・予約フォームへ移動できます。

耳あな型の充電タイプが登場!

シグニア補聴器から耳あな型の充電タイプが登場しました。
今回は新しく出る「Insio Charge&Go AX」についてご紹介します。

①ワイヤレス充電が可能

充電方法はかんたん。
充電器の上に補聴器を置くだけでOK!
30分のスピード充電で、6時間使用できます。
4時間充電をすると、最長28時間使えるので、1日使っても問題なし!

②耳に合ったオーダーメイド補聴器

耳型をとって1人1人の耳に合わせて作るため、
抜群のフィット感が得られます。
また、耳あな型なので、マスクやメガネの邪魔にもならず、
落下する心配もないです。

 

③スマートフォンでの通話・音楽が補聴器から直接聞こえる

電話で相手の声が聞こえにくい経験はありませんか?
iPhone・Androidスマートフォンを使っている方へオススメ機能です。
補聴器から直接相手の声が流れてくるので、携帯を耳にあてる必要がなくなります。
音楽も自然な音色のまま届けることができます。

タスク補聴器では、「Insio Charge&Go AX」を取り扱っております。
詳しい説明を聞きたい方、ご興味のある方は、お気軽にタスク補聴器へお問合せください。
こちらからお問合せできます→お問合せ・予約フォーム
電話からのお問い合わせも承っています📞